マガツハナー白雪の桜ー 感想
マガツハナの4日の公演を昼夜ともに観劇してきました。
虎徹役で出演された河本さんのファンなので、Twitterで告知ツイートを見たときから観に行きたい!と思っていたのですが、発表の時点でイベントの予定が連続確定だったこともあって全通したいけど予算などを考えると厳しい……
ということで泣く泣く千秋楽の4日のみに絞っての観劇となりました。
それも当初はA席でチケットを取るつもりで考えていたのですが、クラウドファンディング開始時間にたまたま目が覚め、その場の勢いでS席チケットに申し込んでしまい……。なので観るのは1公演だけ……虎徹編だけ……と自分に言い聞かせていました。でも公演が近づくにつれて他も気になる……となってきてしまう罠。
最終的に同日の浅黄編もチケット取りました。
でも実際に観てみると1公演だけにしなくて正解だったかも。というかむしろ和花編も観たかった……!
それに虎徹編をS席にしたことに対しても悔いはありません。
推しがメイン張る回を最前で観られる上に、自分が払ったお金が推しの仕事に花を添える映像の制作資金一部になってるってこんな幸せなことあっていいの……?
以下、感想↓
さて、本題の感想です。
全体的にとにかく動きがあって、舞台全体に迫力があるので前方の席で見ていても後方の席で見ていても、とても楽しめました。
個人的に、終盤近くの異界のシーンで、虎徹も若干アクションシーンがあるのが嬉しかったです。
殺陣と融合した朗読劇という情報を見た段階ではアクションするのは専門の方達だけなのかなぁ?と思っていたので、まさか少しとはいえ推しのアクションが見られるとは!
また、冒頭の方に浅黄の舞から始まるOPがあったのですが、各人物が登場してスクリーンに名前が出て~っていうのが本当にアニメとかゲームとかのOPっぽい演出の仕方になってて凄かった。
人物登場の流れも、最初は島の日常っぽい感じから始まって、途中でみんな去って和花ひとりになったところにお狐様たちが登場し始めてっていう感じだったんですが、お狐様たちの登場あたりから照明の雰囲気や流れてる曲の曲調もがらりと変わって……っていうのが非日常感がすごく出てました。
OPは短い間に作品の世界観が詰まってる感じですごく好き。
最後にキャスト集合状態のところでスクリーン上にバーンとタイトル出るのもめちゃくちゃカッコよかった……!
ストーリーも本当に良くて、続編決定の発表も嬉しかったけど機会があったら白雪の桜の再演とかもしてほしいなぁって思いました。
ありがたいことに物販で台本が買えたから、観られなかった和花編も内容の確認は一応できたけど、台本を読んだら実際の公演も観たかった!!ってなったから……。
あと、前日譚(先行公開のボイスドラマ)のラストとリンクした結末だなって印象が小道具ひとつの存在でより強まるのは本当にすごいと思った……。
虎徹が紅波を……って時点で先に聴いてた銀光の楓のラストの展開が過ったんだけど、その時の刀が銀光~のラストで主人公が使ったものと同じなんだよね……。白雪~の時点で別の人物が持っていたその刀が、あるシーンで虎徹のもとに渡ってることが台本で確認できる……。
キャラビジュアルのイラストでも舞台上の衣装でも持ってるのは木刀のはずだから、もしかして……とは思っていたんだけど、本当にそうだとわかってトリハダものだった。
それと、最初の登場シーンのときの会話とか虎徹編での紅波とのやりとりとか、所々で虎徹かわいいなって思う部分あるんだけど、最後まで(特に虎徹編)観た後だと、かわいいよりもかっこいいよって言いたい気持ちになるなぁと思った。